

第二部:究明と糾明のお話のページやで。
これまでのトップページを全部網羅しとる。
読むときはゆっくり読み進めてってな。
ちなみに、トップページになってない話もある。
その場合はボタンの色がちょっとだけ違うから気になるなら見てみてなぁ。
……そういや、いろんな謎が残っとるなぁ。
気になるならシナリオ参加してみよ?
これまでのお話:第二部
目次
10.裏切り者の存在
「私の中の模倣者《ミメーシス》に騙されるな……!」 その言葉を残したフェルゼン・ガグ・ヴェレットは侵略者に肉体を奪われていることがわかった。 彼は「フェルゼン」と「ミメーシス」両方の意識が混在しており、今やどちらにも天秤が傾く状態だ。 そんな中、猟兵達はミメーシスの目的を断片的に入手する。 『母』と呼ばれる存在をこのエルグランデに、あるいは箱庭世界に呼ぶ。 それがフェルゼンの体内に存在するミメーシスの目的ではないか、と。 だが、そもそも何故フェルゼンはミメーシスと共存してしまうことになったのか。 そして何故彼が身体を奪われる自体に発展してしまったのか。 明らかに情報が少ないと判断したスヴェンは1つ判断を下した 。 「オレの家で情報を集めるぞ」と……。
11.疑問と議論
侵略者《ミメーシス》。 その存在を呼 んだのは、44年前のスヴェン・ロウ・ヴェレットその人だった。 しかしスヴェンはその時の記憶が存在せず、当時の事柄を残しているのは彼の日記のみ。 その時に何があったのか。何故彼がミメーシスとつながりを持ったのか。 それらを探る必要がある、とエルドレットは称した。 同時に、エーミール・アーベントロートとメルヒオール・ツァーベルが捕縛され、懲罰房へと入れられることとなった。 エーミールの中には『エルドレットへの怒り』が存在していた。 そのはずなのだが、戦いが終わる頃にはその怒りはいつの間にか消え去っている。 この状態が何を意味するのか、誰が彼に怒りを与えたのか。 そのこともいずれ探らなければならないだろう……。
12.姫君の忘却
スヴェンの記憶を失わせたのは、伴侶のザビーネ。 《忘却《オルビド》》というコントラ・ソールを使い、彼の記憶を消した。 『自分がやったことを思い出すと彼が壊れるから』。それが理由だった。 そこでもう一人の記憶喪失者――アルムへと視線が向けられる。 箱庭世界からアプローチを掛けたベルトアが、彼女の通ったゲートを調べる。 すると、ゲートにもしっかりと《忘却《オルビド》》が仕掛けられていた。 だがその使用者は……何故かザビーネへと変化していた。 彼女が使ったわけではない、だけど使用者にはザビーネが指定されたコントラ・ソール。 このゲートの仕掛け人はフェルゼンであることが確定していることから、そこに何らかのカラクリが存在すると仮定した。 その仮定をもとに、ベルトアはエルドレットに向けてある『お願い』をすることに。
13.ミメーシスの襲来
マリネロの海岸、はるか上空に存在するゲート。 それは《忘却《オルビド》》以外のコントラ・ソールが仕掛けられていた。 《妨害《サボタージュ》》、《簒奪者《ウーサーパー》》、《意地悪《マルドーソ》》。 それらはどれもが『妨害のために配置されている』もの。 未だ残るゲートは誰が、何のために用意しているのか。 フェルゼンだとしても、誰が、維持しているのか。 そんな中、記憶喪失だったアルムが全ての記憶を取り戻した。 自分のやるべきこと――ヴェレット家の天体球を守ることを果たしに来たと。 天体球はエルグランデの外を見るための貴重なアイテム。 それを守り抜いて、世界を守ることがアルムのやることだと。 そうして万全の体制が整った、その瞬間。 ミメーシスがやってくるという警報が世界全体に鳴り響いた。