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​水着コン総合39位

「総合順位39位だった」

「はあ。おめでとうございます」

エルドレットは水着コンテストが終わり、なんか悔しそうである。

​それはまあ、去年のジャックを超えられなかったからだろう。

ルナールの背後にはやっぱり宇宙が見えている。

ひとまずコンテストが終わってとても安心である。

なぜならまだ侵略者・ミメーシスが襲来するという情報は続いたまま。

「というか敵さん待たせてる? もしかして」

​「はい。もう数週間は待ってくれてます」

「マジか~~~ごめんねなんか」

「先生が浮かれポンチになったから敵も浮かれポンチになったみたいですね」

「言われようが酷い」

ミメーシスもミメーシスで準備期間があったのだろう。

あるいは、まだ降り立てるという段階ではないのか。

それらは定かではないが、ともあれ、今はまだ助かっているという形。

いつ、どんなときに奴らは襲来するのか。

どういった状態でやってくるのか。

色々と想定して、対処しなければならないだろう。

「でも今はかっこいい俺の姿を目に焼き付けときたい」

「はいはい。エアコン当たりすぎて風邪引かないでくださいね」

「そうだあっちじゃ生身だ。はーい」​

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これは、猟兵達の秘密の物語。​

​記録と記憶に残るだけの、小さな物語。

​シークレット・テイル

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